猿の来る温泉
しばらくぶりにやって来た南アルプス。
曽遊の山々も懐かしそうに見守ってござる。
30年前は私もまだ若かった。
よくも山々にいりびたったものだと感慨深い。
芒硝重曹弱食塩泉で17.6度を加熱する。
従来から湧出していたのを1000メートル掘り下げてこの高台に引いた。
サル君が一頭樹幹にしがみついて私どもを見ている。
同浴のおじさん「はぐれ猿のようですね」。
いつもは集団で現れるという。
光源の里というのは光源氏かと思ったらさに非ず、古い発電所に因む。
日本で二番目に古いという。
そして新倉、大原野、早川の三つの併合地なので三里→美里となった。
食堂もあり宿泊もできる。
泊まりたい気分に駆られる。
ここや飯山 旅館のようにいい環境の温泉は日帰りのつもりで入浴しても一泊したくなるものだ。
ふるさと創生一億円を早川町では街路樹の植樹に使用したという。
数10年後には森の邑にもなるであろう、楽しみだ。